大切な人を失うということはとてもつらいことです。様々な思いや感情にさいなまれ、そのために、いろいろな症状が表われたり、困難な状態に陥ることも珍しくありません。 家族の自殺のことを誰にも話せない、他の人に知られるのが怖くて外出できない、自分を責めてしまう、自殺した本人に対する怒りを抑えられないなど、遺族は様々な思いを持ち、そのために社会から孤立し、遺族自身も追い詰められることも多いのです。
遺族が抱きやすい感情としては、「なぜ、自殺しなければならなかったのか(理由探し)」「なぜ、遺される家族のことを考えてくれなかったのか(怒り)」「私が気づいてあげれば(自責、後悔)」「悲しいと感じられない(現実感の欠如)」「周囲の人に死の理由を言いたくない(ためらいの思い)」などがあげられます。
このような感情はごく自然なものですが、 悲しみの感じ方や表現の仕方は、同じ遺族や遺された家族の中でもひとりひとり異なっているので、とまどいや違和感を感じることも少なくありません。遺族が感じている様々なつらい思いは、愛する人を自殺で亡くされた方のごく自然で当たり前の感情であり、その気持ちを素直に認め、これ以上、自分を責めたり、追い詰めたり、否定しないように伝えましょう。
>> リーフレット「大切な人を自死で亡くされたあなたへ」 [PDF : 1.34MB]
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